「最先端農業を学ぶセミナー」が2月6日に開催されました。

いわれの郷のNAFICセミナーハウス周辺で、「最先端農業を学ぶセミナー」が2月6日に開催されました。

このセミナーでは、スマート農業に関する講演会と、実際にスマート農機具に触れることのできる実演会の二部構成になっており、たくさんの参加者で賑わっていました。

昨年度のセミナーでは、大学教授陣による学術的な面でのスマート農業の進歩についての講演が中心でしたが、今年度は、農機具メーカーや実際に使用している草刈り事業者の方など、より現場に近い知見でのお話をいただきました。

後編の実演会では、様々なスマート農機具をメーカーさん直々にご説明いただきました。

もはやお馴染みとなりつつある大型の草刈り機や農業用ドローンについては、物珍しさというより、導入に向けた具体的な検討を進めている方もおられるように思いました。

ドローンは、自分で操縦せず、地図でルートを設定すれば自動で周遊してくれるものが主流となっているようで、コントローラーの画面も見やすく、使い勝手がいいように思えました。

そのほか、水門を市販の電動ドリルで開閉できるアタッチメントや、コンクリートの継ぎ目を補修できる強力なテープなど、どんどん新しい農機具が開発されているようでした。

高齢化、担い手不足などの厳しい状況が続いている農業ですが、少し前までは“遥か未来の農業”と感じていたこういった最先端技術が、身近に迫っていることがわかるセミナーでした。

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